先輩の声
※所属や学年等は、建築士試験合格時点のものとなります。
やらない理由をつくらない
西浦 彰さん
大学院2年生(建築学専攻)
令和1年度
一級建築士 合格
Q1.― 現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
子ども時代の憧れ
大学進学の際に進路に悩み、自分が何をしたいか考えた結果、両親が家を建てたときの建築士の姿にあこがれを持ったことを思い出し、建築の道に進もうと大学の建築学科に進学し、その後、より建築に対する理解を深めたいと考え、大学院へ進学しました。
Q2.― 一級建築士 試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
時間に余裕のある時期に資格に挑戦したかった
建築士法の改正により、建築系の大学卒業者には1級建築士の受験資格があること、就職活動が終了し時間に余裕があることをきっかけに受験を決意しました。4月から学科の勉強をはじめ、勉強期間が4か月弱と時間が足りないことだけが不安でしたが、忘却曲線などを意識した定期的な復習により、効率のいい知識の定着を図りました。
Q3.― 合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
製図試験1か月前にCOVID-19に感染
9月にCOVID-19に感染し、貴重な勉強時間を無駄にしてしまったことが失敗談もしくは反省点です。しかし、学院の教務スタッフに自宅でも講義が受けられるように問題や講義の生配信の環境の手配をして頂いたことをとても感謝しています。
Q4.― 勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
圧倒的劣勢
自分を含め、5人程は総合資格学院の学科コースに通っていました。そのなかでも一番遅くに勉強をはじめたので、この状況を巻き返したらかっこいいと思い、勉強していました。最初の模試などは点数が取れず、焦ることもありましたが、無理のない範囲で甘えの無いギリギリのペースで勉強しました。
Q5.― 学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
知識が点から線になって理解できた
大学時代の設計課題や研究室のプロジェクトで得た点の知識などが、体系立てて5科目勉強することにより、線となり理解できるようになりました。来年からは社会人となるため、1級建築士で学んだことを実務に活かしていきたいと思います。