先輩の声
※所属や学年等は、建築士試験合格時点のものとなります。
初心を忘れない
中西 風斗さん
大学4年(建築学科)
令和4年度
一級建築士 合格
Q1.― 現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
より専門的な知識を身につけたい
将来の就職先として構造設計に興味を持っていました。学部卒業でも、これらの分野に就職することが可能ではありましたが、ほとんどの企業が大学院卒での採用を行っていたため、大学院に進学することにしました。また、学部で学習した内容のみだと私が志望している分野では知識不足になってしまうのではないかと考えたことも理由の一つです。
Q2.― 一級建築士 試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
時間に余裕があるうちに受験したかった
私は高専を卒業したため、一般の大学生よりも2年早く受験することができ、「どのみち将来受験するならこの2年のアドバンテージを利用しない手はない」と考え受験を決断しました。不合格のことを想像すると不安でいっぱいでしたが、絶対落ちることはできないと強く自分に言い聞かせて勉強しました。
Q3.― 合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
やるべきことは「今」やる
約1年の長期学習ゆえにまだ時間があると錯覚して、今やるべきことを週末にやろう、年末年始にやろうと後回しにしていました。すると予想していなかったイベントや追加の課題で予定が狂い、何から手をつけていいのかわからなくなり、結果としてどれかをあきらめてしまうことになりかねません。「やっていない」だけは絶対にないように早めはやめに学習するべきだったなと終盤になって後悔しました。
Q4.― 勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
ひとりぼっち
私は高専卒で大学に編入したため、受験資格を学部の時点で既に満たしていました。そのため1級建築士を大学4年で受けることを決断しましたが、受験するのは自分一人のみでした。しかし、運よく同じ高専卒の同級生がおり、私より一年早く1級建築士を受験していたため、いろいろと話を聞きながら学習を進めていました。
Q5.学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
Q5.― 学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
習得した知識を実感
学校の講義や外部講師のオンライン講義で学習した内容が出てくるときに、既に知っていることなので話が入ってきやすく感じるとともに、より深い理解ができるようになったと思います。