先輩の声
※所属や学年等は、建築士試験合格時点のものとなります。
最後の瞬間までやり抜くこと
照屋 明日香さん
専門学校 卒業 /
建設会社(意匠設計)
令和4年度
二級建築士 合格
Q1.― 現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ
ものづくりが好きで
中学生のころまで別の夢がありましたが、なぜか納得できず悩んでいたところ、美術・技術・家庭科といった「ものづくり」が得意だったために、当時の担任の先生に建築インテリアの道を勧められたことがきっかけです。何代にもかけて愛されていく、家族の居場所をつくり出すことへの尊敬と関心が一気に湧き、その瞬間この道で生きていくことを決心しました。
Q2.― 二級建築士 試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法
一番若く時間があるときに
建設業界は多忙が大前提、本格的に仕事がはじまってしまうと勉強時間の確保が難しいと考えたため、何としてでも入社1年目で取得すると学生時代から決めていました。実務経験者より知識がはるかに少ないことは弱点ですが、それを補うための時間は誰よりも容易に確保できるはずと前向きに考えることでモチベーションを維持しました。
Q3.― 合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード
無理はしない!でも時間は確保する!
学科に関してはスムーズに上手くいったように思いますが、製図で相当苦戦しました。ど
んなに忙しくても、講義で配布される宿題は完了する必要があることを感じました。仕事があるなかで受験される人が多いと思いますが、「必ず今回で取る!」という決意表明をして職場の協力を得てください。平日も含めて毎日製図のために無駄な時間を省いていかないと、時間が圧倒的に足りなくなります。焦って体を壊すことがないように、無理のない範囲で計画を立ててください。
Q4.― 勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点
ほとんど全員取得済み
アトリエ系の設計事務所で10名ほどの人数ですが、ほとんどの人が2級建築士を取得しています。さらに、1級建築士取得者が会社の過半数を占めているため、身が引き締まる思いでした。苦労を理解してくださる職場なので、平日だけでなく、土日も勉強スペースとして利用させてもらったり、有給休暇付与前であっても試験直前には特別に有給休暇を付与してくれました。がんばる姿を見てもらったことで協力が得られたのかなと思います。(総合資格受講生)以外いませんでした。
Q5.― 学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード
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